ぎっくり腰の原因
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ご予約ぎっくり腰の原因
こんにちは!腰痛・肩こり・神経痛に対して手技・はり・運動療法を行っている鎌倉駅近くの、ますだ治療院です。
今回は、皆さんからのご質問の多い、ぎっくり腰の原因について解説したいと思います。
ぎっくり腰とは、急性の腰痛の俗称です。ですので「これがギックリ腰だ」という明確な定義があるわけではありません。
一般的には、動作中に突然痛くなり、強い痛みで日常動作に支障が出るような腰痛を指します。
上記のように定義があやふやなので、原因も色々です。
が、私は臨床経験上、「椎間板性のもの」と「椎間関節性のもの」が多いと感じています。
70歳以上の方や、骨粗しょう症をお持ちの方の場合は「圧迫骨折」の可能性もありますので、そういう方はまずは整形外科の受診をお勧めします。
椎間板とは、イラストにあるように背骨の前方にあるクッションのようなもので、ここに急激な圧がかかることによって、椎間板の変形や部分的な損傷が起こり生じる腰痛を「椎間板性の腰痛」と呼んでいます。
椎間板は、立っている時に荷重の80~85%を支えているので、重いものを持った時などに最も負荷がかかります。
また、椎間板は前方にあるので、かがんだ時など腰を丸める動作で負荷がかかりやすいです。
椎間関節とは、イラストの赤丸の部分、背骨の後方にある関節で、この関節にある軟部組織を挟み込むことなどで生じる腰痛を「椎間関節性の腰痛」と呼んでいます。
椎間関節は後方にあるので、腰をそらせた時に負荷がかかりやすいです。
また、腰をひねる際も椎間関節に負荷がかかりやすいです。
ぎっくり腰の2大タイプ、椎間板性と椎間関節性(高齢者は圧迫骨折も)についてご理解いただけたでしょうか?
次回は、ぎっくり腰に対する対処法をお伝えします。
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