外反母趾・足底腱膜炎の原因はこれ?回内足について
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こんにちは!腰痛・肩こり・神経痛に対して手技・はり・運動療法を行っている鎌倉駅近くの、ますだ治療院です。
今回は、外反母趾(がいはんぼし)や足底腱膜炎(そくていけんまくえん)の原因としても注目される、「回内足(かいないそく)」について、その原因と対処法をお伝えします。
回内足とは、下の写真のように足が内側に倒れている状態のことです。
足が内側に倒れることによって、土踏まずがつぶれ、親指の付け根が靴に当たって痛む外反母趾(がいはんぼし)や、足の裏が痛む足底腱膜炎(そくていけんまくえん)などの原因になることがあります。
また、ひざが内側に入りやすくなるため、ひざ痛の原因になることもあります。
そもそも、かかとの骨は外側にあり、足は内側に倒れやすい構造になっています。
それを、後脛骨筋(下の青い筋肉)などが頑張って、内側に倒れないように支えています。
これらの筋肉が何らかの原因で正常な働きができないと、足は内側に倒れてしまいます。
回内足に対する一つ目の対処法は、後脛骨筋のコンディションを整えることです。
滑走性を促す筋膜リリース・柔軟性を改善するストレッチ・うまく働かせるためのエクササイズなどが考えられます。
筋膜リリースは、解剖学的知識と技術が必要ですが、ストレッチやエクササイズはご自身でもできます。
ストレッチは、足をクロスさせ、ふくらはぎの内側を伸ばすようにストレッチします。
エクササイズは、板や雑誌の上に、両足の内側半分を宙に浮かす形でただ立つだけです。テレビを見ながら、携帯電話をいじりながら行えます。
回内足に対する二つ目の対処法は、内側に倒れる足を物理的にサポートすることです。具体的には、靴の中敷きにパッドを入れたりテーピングを行います。
これは、既製のものを買ってきて行ってもなかなか思うような効果は出ません。調整しながらベストなやり方を見つける必要があるので、専門家に任せた方が確実です。
いかがだったでしょうか?他にも、骨盤が前傾していることが原因の回内足などもありますが、まずは上記のものを試してみて下さい。
「よくわからない」「うまくいかない」という方は、専門家にご相談ください。