何が痛むのか?なぜ痛むのか?


神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-6-20 第二田中ビル1F
0467-23-1355
何が痛むのか?なぜ痛むのか?
昨年末に、自分が所属する楽器のサークルで「腰痛」をテーマにお話をしました。
その内容が、慢性の痛み全般に共通する話だったので、皆さんに共有致します。

慢性の痛みの改善には、自分は「何が痛むのか?」と「なぜ痛むのか?」を知ってそれぞれにアプローチする必要があります。
「何が痛むのか?」とは「自分の痛みを発している組織は何なのか?」を特定することです。
それは筋肉や筋膜だったり、神経や関節だったり人それぞれで、複数の組織が痛みを発している場合もあります。
まず、その組織を特定し、そこを治療して痛みを軽減させることが最優先です。
ただし、慢性の痛みの多くは、治療で痛みが軽減してもまたぶり返します。それは、「なぜ痛むのか?」に対するアプローチができていないからです。
「なぜ痛むのか?」とは「痛みを発する組織に負担をかけている姿勢や動作は何なのか?」を特定することです。
それは、立ち姿勢や座り姿勢だったり、歩き方や走り方だったり、その人の日常生活に原因があることが多いです。
問題となる姿勢や動作を変えるためには、運動が必要です。
ひとくちに運動といっても、問題となる姿勢や動作を変えることに特化した運動でなければ意味がありません。
例えば、立ち姿勢で腰が反ってしまう人は、そうなる原因を変えるための運動を行います。
股関節が硬い場合は股関節のストレッチを、体幹がうまく使えていない人には体幹トレーニングを、といった感じです。
慢性の痛みの改善には、自分は「何が痛むのか?」と「なぜ痛むのか?」を知ることが重要です。
「痛みを発している組織」に対しては治療を行います。
「負担をかけている姿勢や動作」に対しては運動を行います。
両方を的確に行なうことで、改善の確率は上がります。
神奈川県で、ご自分の「何が痛むのか?」「なぜ痛むのか?」を知りたい方はますだ治療院へどうぞ!