
変形性股関節症と歩き方
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-6-20 第二田中ビル1F
0467-23-1355
変形性股関節症と歩き方
こんにちは!腰痛・肩こり・神経痛に対して手技・はり・運動療法を行っている鎌倉駅近くの、ますだ治療院です。
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)の方には、特徴的な歩き方があります。
今回は、変形性股関節症の方の代表的な2つの歩き方、トレンデレンブルグ歩行とデュシェンヌ歩行について解説します。
ちなみに両方が同時に起こっている方もいらっしゃいます。
トレンデレンブルグ歩行の特徴は、痛い方の脚に体重が乗った時に、骨盤が痛い方側に流れ(赤い矢印)、逆側が下がるように傾く(青い矢印)ことです。
トレンデレンブルグ歩行の問題は、骨盤が流れて傾くことによって、股関節のはまりが浅くなったり、外側の筋肉に負担がかかったりする事です。
そうなることによって、股関節変形の進行や筋肉の痛みの原因になる可能性があります。
ですので、私は基本的に、トレンデレンブルグ歩行は、修正するべきだと考えます。
トレンデレンブルグ歩行の修正方法は、そうなる原因によって異なります。
当院で行う代表的なものは、股関節や体幹の柔軟性や安定性を高めるための施術やトレーニング、靴のインソール補正、などです。
デュシェンヌ歩行の特徴は、痛い方の脚に体重が乗った時に、上半身が痛い方に傾くことです。
デュシェンヌ歩行は、股関節のはまりをしっかりさせたり、痛みをかばうために起こってしまう歩き方なので、一概に良くないとは言えません。
実際に、デュシェンヌ歩行を修正したために、歩行時の痛みが強くなってしまうという事もあります。
しかし、見た目の問題で修正を望まれる方もいらっしゃるので、修正する場合は慎重に行います。
トレンデレンブルグ歩行の修正方法も、そうなる原因によって異なります。
当院で行う代表的なものは、股関節や体幹の柔軟性や安定性を高めるための施術やトレーニング、靴のインソール補正、などです。
自分の歩き方がどうなっているかわからない方は、ご家族などにスマホの動画を撮ってもらうとわかりやすいです。
それでもわからない方は専門家にご相談ください。鎌倉市周辺の方は当院へどうぞ。