私がやるべきはヨガ?ピラティス?それとも筋トレ?
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ご予約私がやるべきはヨガ?ピラティス?それとも筋トレ?
こんにちは!腰痛・肩こり・神経痛に対して手技・はり・運動療法を行っている鎌倉駅近くの、ますだ治療院です。
少し前まで、当院に来られる女性のやっている運動ナンバーワンはヨガでした。それが最近ピラティスにとって代わられているようです。また男性は、いわゆる筋トレ、ジョギングの人気が高いようです。
私は、このような運動を日常的に行なうことは、健康を維持するのにとても良いと思います。
ところが、痛みの改善や予防を目的にする場合は、何でもよいというわけには行きません。
例えば、関節の硬さが問題の場合はストレッチなど可動性改善のための運動が、筋力の弱さが問題の場合は筋トレなど筋力強化のための運動が必要です。
さらに、関節や体幹の安定性に問題がある場合も、それらを改善するための運動が必要です。
そしてやっかいなことに、慢性的な痛みの原因は、単に関節の硬さだけ、体幹の不安定性だけということはなく、これらが組み合わさった結果であることがほとんどです。
となると、一種類の運動でこのすべてに対応するのは不可能だと思いませんか?
ですので私は、痛みの改善や予防のための究極の運動というものは存在せず、上記のような運動を組み合わせて行う必要があると考えています。
さらに、痛みの原因は一つの筋肉や関節ではなく、複数の筋肉や関節をバランスよく動かせていないことにあるので、それをコントロールする脳の機能を改善する必要があることがわかってきています。
ですので、痛みの予防や改善には、可動性、安定性、筋力を改善した上で、それらをうまくコントロールする運動が必要ということです。
当院では、可動性に問題がある関節のストレッチ、安定性に問題のある関節や体幹のトレーニング、筋力がうまく発揮できていない筋肉のトレーニング、それらを統合して生活やスポーツの中で使えるようにするトレーニング、をこの順番で行うのが理想的と考えています。
特に最後の「統合動作トレーニング」で、日常生活で痛みが出る動作を、痛みなくできるようにしていかないと、慢性的な痛みの改善にはつながりません。
そのために必要なストレッチや筋トレを行う、という風に逆算すると、やるべき運動が見えてくると思います。
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