四十肩・五十肩に効くツボ(原因編)
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こんにちは!腰痛・肩こり・神経痛に対して手技・はり・運動療法を行っている鎌倉駅近くの、ますだ治療院です。
四十肩・五十肩で悩んでいる方は非常に多いです。
今回の記事では、そんな方に向けて、四十肩・五十肩の原因について解説します。
四十肩・五十肩とは、医学的には肩関節周囲炎や凍結肩と呼ばれるもので、「中高年の明らかな原因がない肩の痛みと動きの悪さ」のことです。
四十肩・五十肩は、基本的にレントゲンなどの画像検査に異常はありません。
逆に画像検査で異常があれば(腱の断裂や石灰の沈着など)治療法が変わってきますので、痛みが激しい場合は、整形外科での画像検査をお勧めします。
では、画像検査に異常が出ない四十肩・五十肩の原因は何でしょうか?
それは、肩関節を動かす筋肉や関節を包む袋(関節包:図の水色)・関節の動きをよくする袋(滑液包:図の紫色)などが硬くなったりくっつくことで、動かすと痛みを出すのです。
筋肉や関節包・滑液包はレントゲンには写りません。
痛みが強い時期は消炎鎮痛剤、痛みがおさまってきたらリハビリというのが一般的な治療ですが、決定的な治療法はなく、教科書的には治癒までに半年から2年かかると言われています。
私は、上記の筋肉や滑液包がくっついているところをはがしてやると、痛みが減ったり肩の動きが良くなったりするケースをたくさん見てきました。
どの動きが制限されているか・痛むかによって、くっついている組織を予測してそこをはがしていきます。筋膜リリースとか組織間リリースといわれる手技です。
昔の言い方でいうと「ツボをとらえる」ということでしょうか。
ある程度の解剖学の知識と技術が必要なので専門家に任せるのがベターですが、ご自分で試してみても良いと思いますので、次回はそのやり方をお伝えします。
最後に、今回の内容をまとめました。
・画像検査に異常がないのが四十肩・五十肩
・四十肩・五十肩の原因は筋肉や関節包・滑液包などの硬化や癒着
・消炎鎮痛剤➞リハビリが一般的な治療
・筋膜リリース・組織間リリースという方法もある
・やり方は次回の記事で
ほかにも痛みやしびれについて書いた記事がありますので、よろしければご覧ください。